ゴマは、古くから洋の東西を問わず、健康効果のある食べ物とされてきました。
そんな、ごまのパワーを吸収したい!
料理に使いやすいのは白ごまだと思いますが、栄養効果を考えると、黒ごまと白ごまはどっちがいいのか?
と気になったので調べてみました。意外にもその結論は・・・
さらに、ごまに関する重要な事実もお知らせします!
黒ごまと白ごま、どっちがいい?
黒ごまがとくによいとも言われますが、効用としては白ごまとさほど差がないようです。ですから、どちらでもお好みの方を選べばよいとのこと。
白ごまを常備してる身としては嬉しい答えでした。
そもそも、栄養効果を期待するなら、黒ごまか白ごまかの前に重要なことがあるんです。それは食べ方です!
効果的な食べ方
見逃せない事実・・・
ごまは粒のままでは有効な成分が体内に吸収されないそうです。これは、皮の硬さからくる不都合な事実。ただし、ちょっとのひと手間で問題は解決できます。
効率的に栄養をとるなら、ゴマを使うときは必ずよくすりつぶしてください。これで栄養をしっかり吸収できます。
また、よくすった方が、ゴマの風味がでて美味しくもなります。
栄養と効果
特徴とされる成分
- セサミン
- ビタミンE
- ビタミンB1
- リノール酸、オレイン酸
- 良質なタンパク質
- カルシウム
- 鉄
●セサミン
ゴマには抗酸化成分が複数含まれていて、その総称をゴマリグナンといいます。そのなかでも一番の抗酸化力を持つのがセサミンです。
セサミンはビタミンEとの相乗効果で悪玉コレステロールを低下させ、反対に善玉コレステロールを増加してくれる効果が期待できます。ですから動脈硬化の予防におすすめされています。
●リノール酸、オレイン酸
不飽和脂肪酸のリノール酸は、動脈硬化の予防に効果があります。とくに、ビタミンEと相乗的に働くのでパワフルな効果を期待できます。
同じく不飽和脂肪酸のオレイン酸も多く含み、血中コレステロールをへらす働きがあります。
●ビタミンE
ビタミンEは、酸素の利用をよくするから、長く食べていれば息切れの改善にも効果があるそう。
また、血のめぐりをよくするので、冷え性の人にもおすすめ。
まとめ
ここまでごまの栄養効果について見てきましたが、いかがでしたか?
ポイントまとめ
- 黒ごまでも白ごまでも効用に大差なし
- すりつぶして食べることが重要
- セサミンなど有効成分が豊富
中国では、「仙人はゴマを食べるから長寿なのだ」と信じられてきたそうです。それほどごまが素晴らしい食べ物ということですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。