オイスターソースは何に使う？一番初めに作るならこの料理！

オイスターソースは中華料理において定番となっている調味料ですが、わりと今まで使用したことがないという方も多いようです。

その存在は知っているものの何に使うのか？どう使うのか？いまいちあいまいでピンときてない。だから家の調味料に加えていないという感じではないでしょうか。

実は、オイスターソースは和洋中の料理ジャンルを超えて活用できるアイテムなので、定番の使い方から「こんな使い方も！？」という意外な料理との相性など知っておくと便利に使えて重宝しますよ。

この記事ではオイスターソースの使い道を簡単に紹介してます。冷蔵庫の奥で眠らせてるという人もぜひ参考にしてみてください。

オイスターソースとは？

オイスターソースを活用するならまずどんな調味料なのか簡単に知っておきたいところ。オイスターとは牡蠣（カキ）のことで、その旨味を濃厚に煮出して甘味や塩味を加え味を調えたものがオイスターソースです。そのため日本では牡蠣油ともいいます。

独特な旨味とコクをもった中華料理には欠かせない調味料のひとつとして、日本でもさまざまな商品が販売されていてコンビニでも見かけることがあります。

ちなみにスーパーでは豆板醤やテンメンジャンなどと一緒に中華調味料のコーナーに陳列されています。とんかつソースやウスターソースの棚を探し迷宮入りしてしまう方もいるようなのでお気をつけください。

オイスターソースは何に使う？

オイスターソースの用途は幅広く、醤油と同じような使い方ができます。炒めものの味付けから煮物のコク出し、スープの風味付け、焼きそばやチャーハンの旨味付け、つけダレや下味、隠し味にとさまざまに活用することができます。

牡蠣の旨味とコクが豊かなので少しばかり料理に加えるだけで味わいをワンランクアップさせることが可能です。味付けがいまいち決まらない深みがないなんて時にも、オイスターソースひとつで味の印象をパッと変えることができます。

初めに作るならオイスターソースの定番料理から！（ざっくりレシピ）

オイスターソースを使った定番の炒めもの、麺もの、煮物の3つのレシピを簡単にご紹介します。

炒めもの・チンジャオロース

中国で誕生した調味料であるオイスターソースを使った定番料理といえば青椒肉絲（チンジャオロース）。炒めものの中でも人気のおかずでご飯が何杯でも食べられます。

チンジャオロースはオイスターソースの美味しさを存分に味わえる料理なので、これまでオイスターソースを何に使うかわからなかったという方は、まずこの料理をつくってみることをオススメします。

もちろんこの味付けはほかの炒めものにも使えるのでお試しあれ。

麺もの・上海風焼きそば

焼きそばに使うのも定番です。見た目は中濃ソースやウスターソースなどを使った焼きそばと似ていますが、それとは違った味が楽しめる中華の上海風焼きそばです。

上海焼風焼きそばも人気が高い一品ですから、一度食べたらすっかりハマってしまうかもれません！さらに、この調味料の組み合わせでスープを増やして水溶き片栗粉でとろみを付ければ、中華丼の餡にもなります。

煮物・鶏肉と大根のオイスターソース煮込み

オイスターソースで味付けする鶏肉と大根の中華風煮込みです。いつもの煮物から目線を変えて脱マンネリ！

オイスターソースによってこってりと仕上がるので満足感が高くご飯がすすみます。はずせない定番の一品！ご紹介した料理だけでもオイスターソースのレパートリーが3つも増やせます。作って損なし！

意外な使い方も美味しいオイスターソース！

やはり中華のイメージが強いオイスターソースですが、意外とどんな料理にもマッチしてしまう万能調味料です。

最近では、おでんの出汁に加えるとコクがでて深い味わいになると紹介され定番となりました。おなじようにめんつゆとも相性がよく、あんかけや煮物の味をグッと引き上げてくれます。

また、乳製品と組み合わせてもgood！牛乳と煮込んでクラムチャウダーにしたり、生クリームと合わせてパスタのクリームソース、チーズとトマトにそのままかけてカプレーゼ風などオイスターソースを活かせる料理はいくつもあります。

オイスターソースは何にどう使うのか？旨味の効いた味付けをしたい炒めもの、麺もの、煮物など和洋中問わず使えます。これをきっかけにぜひオイスターソースの扉を開いてみてください。