血糖値が上がるの怖い・・・
糖尿病やら生活習慣病は勘弁してください。という方も多いと思います。
そこで今回は、葉野菜のモロヘイヤが血糖値にいいというお話です。
それだけでなく、モロヘイヤの栄養と健康効果もご紹介します。
血糖値のみだれは病気を招きますから、ふだんの食事で予防できるならしたほうがいいですよね。
モロヘイヤや血糖値にいい理由!
その答えは、豊富な食物繊維の効果です。
野菜に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、モロヘイヤはどちらもたっぷりと含んでいるので効果的なんです。
●モロヘイヤの水溶性食物繊維の効果
刻むとでてくるヌメリが、水溶性食物繊維です。
ヌメリのある食物繊維は、腸内で糖を包み込んで吸収を遅らせるといった作用があります。
そのため、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることにつながります。
また、同様にコレステロールも包み込んで吸収を抑えてくれる効果があります。
●不溶性食物繊維の効果
水に溶けない食物繊維で、こちらも糖が取り込まれるのを穏やかにする働きがあります。
また、どちらの食物繊維にも整腸作用があります。
腸内細菌のつくる物質によって、インスリンの分泌量が増える、という研究結果もあるそうなので、その点も優れてます。
と、モロヘイヤが血糖値にいい理由をおわかりいただいたところで、次は栄養成分やほかの健康効果もご確認ください。
栄養成分
ビタミンとミネラル含有量が凄い!
●食物繊維
水溶性食物繊維
ムチン、マンナン
不溶性食物繊維
セルロース
●ビタミン
ビタミンA、βカロテン
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
ビタミンE
ビタミンk
●ミネラル
カルシウム
カリウム
マグネシウム
鉄
健康効果
食物繊維のほかにも注目の効果あり!
●ビタミン類
ビタミンCとカロテンが多く含まれています。
どちらにもパワフルな抗酸化作用があるため、一緒になって活性酸素をやっつけてくれます。
細胞の老化だったりガン予防が期待できます。
βカロテンはビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜、目の健康維持に働いてくれます。
葉酸も多く含まれていて、貧血の予防やお肌の健康を保つ特性があります。
●ミネラル
カルシウムも豊富です。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防。
また、ストレスで「あ~なんだかイライラする!」なんて気分を回避するのにも役立ってくれます。
選び方
緑色が濃く、葉や茎に変色がないものが新鮮です。
食べ方
水溶性の成分が多いので、水につけると栄養が溶け出てしまいます。
ですから、茹で時間は短めにする。または、スープなどにして汁もいただくのがおすすめです。
※生でも食べれますがアクが強め。
1日の摂取量
1日に、25gが目安。
まとめ
ここまで、野菜のモロヘイヤについて見てきましたが、いかがでしたか。血糖値対策のお役に立てたならうれしいです。
簡単にまとめると
- モロヘイヤの食物繊維が血糖値を抑える
- ビタミンやミネラルも豊富
- 抗酸化作用で老化予防
といった優秀な食材です。
モロヘイヤでもろ平和な血糖値を手に入れて下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。