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そこで今回は、「豆腐が体にいい!」と言われる理由にせまって参ります。
豆腐はタンパク質や栄養素が豊富なことから、「畑の肉」とも呼ばれる大豆が原材料です。そもそもこの大豆が体にいいんです。
こんな手順で作られます。水を吸わせた大豆をすりつぶして、煮たものを濾すと豆乳ができます。それを、にがりなどで固めたものが豆腐。大豆の有効な成分はほとんどそのまま入っています。
大豆をボリボリ食べるのは節分の日くらいですし、消化もあまりよくありません。一方、豆腐なら味噌汁でも冷奴でも毎日食べやすく、消化もいいです。赤ちゃんから高齢な方、お疲れの胃にも優しい健康食品といえます。
では、豆腐を食べるメリットを見ていきましょう。
豆腐が体にいい理由!
なぜ体にいいと言われるのか?その答えは、大豆から引き継いだ栄養素とその健康効果にあります。まずは、健康効果をチェックしてみてください。
健康効果
ざっとまとめると、
- 抗酸化作用
- コレステロール値、中性脂肪の低減
- 動脈硬化の予防、改善
- 血圧調整
- 脂質の代謝を高める
- 記憶力や集中力を高める
- 更年期障害の予防
- 腸内環境の改善
- 肥満予防
- 血糖値の急上昇を抑える
- 生活習慣病の予防
などの効果が期待できるため、世界中でも注目が集まっているそう。
どうでしょうか?豆腐が体にいい理由に納得していただけたと思います。
さらに、含まれる栄養素とそれぞれの効果などを見ていきましょう。
栄養素・成分
特徴とされる主な栄養素・成分
●ビタミンE
ガンの発生を抑える、体の酸化を抑える、血管を強くするなど。
●ビタミンB1
皮膚や粘膜の健康維持に役立つ。
●カルシウム
骨や歯を作る。イライラなど精神安定にも役立つ。
●鉄
貧血の予防、集中力の低下予防。
●オリゴ糖
大腸に棲むビフィズス菌のエサとなり、腸内環境とお通じの改善に。
●イソフラボン
女性ホルモンとにた働きで、更年期の症状に効果が期待されています。血中脂肪を減らす。血糖値を下げるなど。
●サポニン
イソフラボンと同じくポリフェノールの一種。抗酸化作用が強く、体をサビから守る。また、コレステロールの蓄積を抑制してくれます。
●レシチン・リノール酸
動脈硬化を防ぎ、良くするのにも役立つ。
●大豆タンパク質
コレステロール、中性脂肪の値を下げる。血圧調整や脂肪燃焼などの効果が期待できます。
タンパク質は、筋肉や血液の材料となる欠かせない栄養素で、カラダ全体の代謝も高めます。
なかでも大豆タンパク質は良質なもので、必須アミノ酸を動物性タンパク質なみに含んでいます。
まとめ
豆腐の健康メリットについて見てきましたが、いかがでしたか?
ポイントまとめ
- 栄養素が健康にいいい
- 生活習慣病の予防に
- 消化吸収がよく胃腸に優しい
正直、豆腐を食べてればそれだけでいいんじゃないか?と思ってしまうほど強力な健康メリットを秘めていますね。日本の素晴らしい食文化に感謝!
ここまでお読みいただきありがとうございました。