2018年1月5日新年初めの金曜ロードショー!(日テレ) では、
スタジオジブリの人気作品「魔女の宅急便」が放送されます。
13歳の魔法使い見習いの少女キキの成長を描いた心温まるストーリーですね。
そのキキとずっと一緒にいる相棒で、人間の言葉をしゃべる黒猫ジジ。
ハッピーエンドなこのストーリーに一つ残る疑問があります。
そう、ジジが人間の言葉を話せなくなってしまうことです。
その理由はなぜなのか?気になって調べてみると意外な答えがそこにありました!
魔女の宅急便の黒猫ジジが話せない
映画の中盤あたりからジジは人間の言葉を喋らなくなります。
ジジはどうしてしまったのか?
ジジと話せななくなると同時に、キキは空を飛べなくってしまいます。
なんだか観ていて悲しい場面ですよね。
ネットで調べてみると、やはり気になっている人が多いようです。
ジジがキキと話せない理由は?
調べてみるとこんな意見がありました。
そもそもジジが人間の言葉を話せなくなったのではなく、
キキの魔法の力が弱まりジジの言葉を理解できなくなった。
また、キキが人間の男の子(トンボ)に恋をしたから。
とか、ジジの方が白猫に恋をしたからだ。
と言った声があがっていますね。
ジジが原因ではなくキキが原因という意見が多いようです。
確かに、キキは中盤から魔法を上手く使えない状況になってジジとも話ができなくなりました。
なので、キキの魔法力の問題かなと個人的にも思います。
それに、ジジはそもそも魔法の力を持っていないですよね。
キキやジジが恋したから喋れなくなったとか理解できなくなった、というのはちょっとピン来ませんでした。
そんな時こそ、相棒にあれやこれやと聞いてもらいたですよね。
ここで確信的な情報が見つかりました。
宮﨑駿監督が理由を言っていた!
この、ジジ(黒猫)が話せない問題に宮﨑駿監督みずからがコメントしているんです。
「ジジの声はもともとキキ自身の声で、キキが成長したためジジの声が必要なくなった。変わったのはジジではなくキキ。」
ということなんだそうです。ジジは普通の猫でもともと「にゃー」としか鳴かないと。
実はジジと喋ってたわけじゃない!と知るとちょっぴり寂しい気もしますね。
簡単に言うと、腹話術やお人形さんごっこ遊びをジジを通して頭の中の妄想で行っていたようです。
宮﨑駿監督の盟友、ジブリの鈴木プロデューサーもこう発言しています。
このことについて、鈴木敏夫プロデューサーは次のようにコメントしています。「(ジジは)ただのペットじゃなくて、もうひとりの自分なんですね。だからジジとの会話っていうのは、自分との対話なんです。⇨続く pic.twitter.com/fQx5MawoFC
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 22, 2016
続き👉ラストで #ジジ🐈⬛としゃべれなくなるというのは、分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになりました、という意味を持っているわけです」#キキ🧹は、ジジという存在に頼らなくても、きちんとひとりでやっていける、立派な魔女へと成長していくんですね😆#金曜ロード
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) April 29, 2022
たまに、子供の頃は妖精や小人が見えていた、という人が結構いたりしますよね。
でも、大人になって見えなくなった、ってよくある話じゃないですか。
そいうようなことを魔女の宅急便のなかで描いたんじゃないでしょうか。
なので、魔女だから猫と喋れるわけではなかったのです。
でも、そうなるとジジはキキの言葉をまったく理解してなかったということですよね。
ぬいぐるみの振りしてジッとしてた時とかは、意味も分からず野生の勘がそうさせたのですかね^^
ジジの神対応ですね。
ジジの性別や子供の名前は?
ちなみに、ジジは男の子(オス)です。
カワイイ白猫の彼女さんをゲットしてましたからね^^
最終的に2匹の間にチビ達も産まれているようです。
そのジジの子供は2匹いて、名前はブブ・べべというそうです。
こちらは魔女の宅急便の原作で明かされているようですよ。
ジジ・ブブ・べべ、実に響きのいい親子ですね^^
最後に
個人的には、それまで話せていた相棒の猫と自分が大人になったからって話せなくなったら耐えられませんね。
のび太くんが成長したら突然ドラえもんと喋れなくなったら悲しすぎますよね。
う~ん、大人になるってどこか寂しさを含んでいるのかも。
それを飲み込んでサラリと笑ってみせるのが素敵な大人なんだろうな。
ラストのキキのように。